2006年は「ダービー」、「有馬記念」という国民的お祭りレースで圧巻の解説を配信。
「凱旋門賞」を現地からリポートするなど、強力なインパクトで際立つ存在感を示していた「勝ち組の勝利指針」が、2007年はさらに凄みを増す結果を残した。
1つ例をあげると、2007年10月28日の東京競馬9R「精進湖特別」では、4番人気に◎、9番人気に○という見解を配信。
> ┣東京 9R 精進湖特別 3歳上1000万下 芝2000m 発走14:25
>
> ◎13.レゴラス
> ○ 2.エーシンピーシー
> ▲ 5.マイネルアナハイム
> △ 4.トーセンクラウン
> △12.トーセンアーチャー
> △ 3.マイネルキッツ
> △ 1.ブレイズワン
>
> 多頭数の芝2000m戦は天皇賞(秋)とまったく同じ条件なので、レースをじ
> っくり観察して馬場傾向を見極めるには最適の条件だ。
>
> 東京芝コースはかなりの雨を吸収したが、基本的に水はけのよい競馬場なので、
> 今日の晴天によってかなり馬場は回復すると見ていて、おそらく稍重程度までは
> 回復すると思われる。しかしながらパンパンの良馬場とまではいかないので、力
> のいる馬場になるのではないだろうか。
>
> また、外差しが決まるかどうかもこのレースで見極めたい。東京芝は適度に湿っ
> ているときには芝が上滑りしやすく、差しが効かない状況が生まれる事があるの
> で、勝ち組の勝利指針としての現在の見解としては、外差しが効かない先行、好
> 位差しの有利な馬場だと考えて予想を提供する。
>
> 前振りが長くなったが、狙ってみたいのがダイワメジャーと同じ7枠からの競馬
> となるサンデーサイレンス産駒のレゴラス。元々芝でこその馬で、ダートを使っ
> ていたのは脚元に不安があったため。それが快勝してきた事で念願の芝レースを
> 使えるようになったのは大きい。能力的にはこのクラスの馬ではないので、休養
> 明け緒戦が狙い目とみて本命。
>
> 相手は先行して粘り込みする競馬が出来る馬たちをピックアップ。スプリングS
> で3番手から粘り込んだエーシンピーシー、前走2番手からの競馬で好タイムの
> 2着したマイネルアナハイムを一応の本線。以下東京コース得意のトーセンクラ
> ウン、出遅れなければ通用するトーセンアーチャー、マイネルキッツ、そして荒
> れ馬場は苦手ではないブレイズワンまで手を広げる。差し馬軽視の予想なので、
> 人気の差し馬シグナリオ、サンワードブルは印上では軽視するが、レゴラスから
> の配当を見て購入するかを検討したい。しかしそこまで手を広げるならばレゴラ
> スの単勝&複勝というシンプルな馬券でも良さそうだ。
結果は何と、
> 2007年10月28日(日) 4回東京9日 天候: 晴 馬場状態:稍重
> 9R 精進湖特別
> 3歳以上・1000万下(定量) (混)(特指) 芝 2000m 16頭立
> -------------------------------------------------------------
> 着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人
> -------------------------------------------------------------
> 1 3 5 ▲マイネルアナハイム 牡 3 柴田善臣 55 2.00.1 34.8 1
> 2 1 2 ○エーシンピーシー 牡 3 蛯名正義 55 2.00.3 34.7 9
> 3 7 13 ◎レゴラス 牡 6 安藤勝己 57 2.00.3 34.5 4
> 4 1 1 △ブレイズワン 牡 4 勝浦正樹 57 2.00.3 34.3 10
> 5 2 3 マイネルキッツ 牡 4 五十嵐冬 57 2.00.5 34.4 6
> -------------------------------------------------------------
3連複1万1720円は指定された15点の第1点目(◎○▲)で的中!
さらに、10番人気の△ブレイズワンまで2着とハナクビの4着に突っ込んでいたのである。
「穴ばかり狙い続けているうちに的中が訪れた」のではない。
正攻法の分析でこの馬券を推奨するのだから極めて価値が高い。
おそらく、ある程度の期間有料購読していた「勝ち組の勝利指針」ファンなら、この見解にかなりの期待を持って「勝負」したことであろう。
このような驚くべき見解を導き出せるのは、その高い分析力による。
例えば、
> 展開は後続、特に2番手で競馬を進める馬たちの仕掛けいかんで
> スローペースになるのか、ハイペースになるのかが決まることが多いので
> 展開面の予想をするときに
> 「2番手以降の馬が積極的に仕掛けるタイプか?」
> と意識しながら予想をすると、展開が読みやすくなると思います。
> 特に柴田善臣騎手が2番手で控えそうな時は要注意です。
と指摘し、「競馬のまぐまぐ」誌に掲載された「エリザベス女王杯」の1週前の記事にも
> 展開的にも逃げる可能性があるのはアサヒライジング程度なので、ダイワスカー
> レットが先手を主張すればなんなく主導権を握れるメンバー構成なのもありが
> たい。また、アサヒライジングに騎乗予定の柴田善臣騎手は2番手で控える競
> 馬をするときは必ずと言っていいほど逃げ馬を楽に行かせて後続の末脚を封じ
> る事を考える
という予想を提供。
結果、まったくその指摘どおりのレースが展開されたのはご存知のとおり。
スローペースかハイペースか、という見解はよく聞くが、騎手個人の状況による騎乗方法にまで目が届くとは。
これぞ「プロ」の分析と言えよう。
特に驚かされたのは「有馬記念」のメイショウサムソンの凡走に対する分析である。
レースの結果はご存知のとおり、インコースを通ったマツリダゴッホがそのまま逃げ切り。後続勢はまったく伸びず。特に、1番枠から先行もできなかった1番人気メイショウサムソンの惨敗ぶりは、専門家にとっても不可解だった。
> 回回回回回回回回回 先週の重賞回顧 (詳細版) 回回回回回回回回回回回
>
> ┣日曜中山 有馬記念(G1)3歳上定量 芝2500m(Aコース)晴・稍重
>
> 今年の有馬記念は、展開、馬場、枠順と読み通りであったにもかかわらず
> 馬券の的中には繋がらなかった、とても残念なレースでした。
>
>
> 馬場傾向からの分析の結果を日曜日のコラムでは
> 「最内有利」と題して、以下のように紹介していました。
>
>
> 「土曜日の競馬を見る限りでは、
> 最内を通った馬の好走が目立っていましたが
> JRAの馬場管理作業時に
> 3~4コーナーにかけてローラー掛けを行っており
> 地盤が固められていたことが影響していると思われます。
>
> 有馬記念でも、狙いは外から差してくる馬ではなく、
> 4コーナーで最内を通る先行馬を中心に考えるべきでしょう。」
>
>
> レースは道中3番手と絶好のポジションで追走し、
> 4コーナーでは馬場の最内を通って突き抜けた10番人気マツリダゴッホが
> 周囲も騎乗した蛯名騎手も、あっと驚く快走で優勝。
>
>
> 2着にも4コーナー前で先頭に立ったダイワスカーレットが粘り込み
> 3着にも最内を通ったダイワメジャーが伸びてきました。
>
>
> レース展開、馬場傾向からの好走する馬の位置取りなど
> すべてがイメージ通りだった今年の有馬記念でしたが
> それでも結果が伴わなかったのは、
> やはり1番枠を引いたメイショウサムソンの大凡走が原因でしょう。
>
>
> レースだけを見ると、武豊騎手がスタートから控えてしまい
> ウオッカよりも後ろに位置するという
> 想像をはるかに越える最悪のポジション取り。
>
>
> 1週目では距離ロスを割けてインコースをつくべきところで
> 馬群の大外にわざわざ出して、スタンドからの歓声を一番浴びる不利。
>
>
> 向こう正面では、馬場の良いところを走ろうとしたためか
> 信じられないほど馬場の外側を走り、
> 4コーナーでは早くも先頭集団に置いて行かれるという
> これがメイショウサムソンか?と目を疑ってしまったほどの大凡走でした。
>
>
> この原因を考えてみましたが、
> 武豊騎手の騎乗のみがおかしいわけではなさそうです。
>
>
> 武豊騎手はスタートから肩ムチを入れてメイショウサムソンを前に行かせようと
> していましたが、それでもメイショウサムソンは前に進んでいきませんでした。
>
>
> このままではマズイと思った武豊騎手は、馬を気分良く走らせるために
> 距離ロスを承知で馬場の外側に出して、
> メイショウサムソンの本来の走りに戻そうとしたのではないでしょうか。
>
>
> それでも闘志が戻らないメイショウサムソンに対して、
> 武豊騎手は早めのロングスパートを掛けようとしましたが
> 距離ロスがたたって最後は余力がなくなり失速。
>
>
> これがメイショウサムソンと武豊騎手の世紀の大凡走の
> 真実なのかも知れません。
>
>
> 天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップと好走を見せてきた
> メイショウサムソンでしたが、最後は走る事に疲れてしまったのかも知れません。
>
>
> また、宝塚記念までコンビを組んできた石橋守騎手とは
> 非常に厚い信頼関係が築かれていたため、
> どんな苦境でもその信頼関係に応えようと
> メイショウサムソンは頑張ってきましたが
> 今年の秋から乗り替わった武豊騎手との間には
> それほど高い信頼関係が築かれていなかった。
> そのため、辛いときの一頑張りが利かなかったという可能性はないでしょうか?
>
>
> 石橋守騎手の頑固なほどの4コーナー先頭押し切り競馬が
> 今回も出来ていればもっと好走出来ていた・・・、
> 思わずそう考えてしまった今回の有馬記念でした。
競走馬の好走・凡走は不可解なことが多い。
メイショウサムソン凡走の真相も、馬がしゃべれるようにならなければ、科学的には立証できない。
しかし、大事なのは、「勝ち組の勝利指針」には、「ここまで解析できる力量がある」ということなのである。
「勝ち組の勝利指針」が驚くべき成果を残し続けている要因は、この「おそるべき解析力の高さ」にある。
決して不可解なものではない。